吃音治療のサイトをリリースしました
- 2016/8/24
- 吃音

吃音治療のサイトをリリースしました
健康サイト「kikara」を運営する当社はこの度、吃音治療のサイトを立ち上げました。
特徴
このサイトは吃音に悩む方に対して吃音の治療情報を提供するサイトになります。吃音はいまだわからないことも多く、なかなか体系だった情報がありません。あったとしてもそれは古かったり、専門的であったりします。
しかし、吃音者は今この瞬間も吃音に悩んでおり、望んでいるのは吃音の研究や専門的な知識ではなく、吃音を治して明日の朝礼を乗り越えること、電話に恐怖しないことです。
そのためには一般情報よりは、より実践的な情報が望まれるということからこのサイトを立ち上げました。
サイトのディレクターも実際に吃音だった者とし、実体験に基づいた有益な情報としています。
背景
吃音は隠れ吃音を入れて10人1人とも言われています。しかし、吃音は「お、おおお、おは、おはよう、ごございます」とか「おーーーーーはよう」、「・・・・ぉ・・・ぉ・・ごあいます」といった喋り方になるという特徴があります。
この病気自体があまり知られていないということと、一見「噛んでいる」とも見えるこの症状のため、いじめの標的になりやすく、また日本の吃音治療が遅れているのも相まって自殺者が多いことも特徴です。
吃音者自身が病気のことを知らず、「あがり症」「情けない」という思いから、自殺を考えるようになるようです。
そういった状態を変えたくてこの総合ポータルサイトを作りました。
吃音は奇異、特異な病気です。電話や人前など特定の条件下でのみ吃音のスイッチが入ります。今まで話せていたことが急に話せなくなります。よく言われることですが、目が見えない人が急に目が見えたり、またすぐに見えなくなったりする病気を知っていますか?恐らく知らないと思います。当然です。恐らくそのような病気はないからです。
しかし、吃音では実際にそういうことがあります。普段は普通に話せることも電話だと話せなくなり、電話が終わるとまた普通に話せます。自分の名前が言えなくなるのも吃音の特徴です。
それぐらい奇異な病気です。そのため、吃音は吃音者でしかわからないと思います。よって吃音を治せるのは吃音者だけというコンセプトで立ち上げたサイトです。
医療研究者からすると何の立証もされていないことも書くかもしれませんが、それでも吃音者が運営するサイトは意義があるかと思っています。
このサイトが吃音者の救いとなれば幸いです。
◆脳科学に出会って吃音が治りました
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