
残尿感を治せる市販薬とサプリを紹介します
すっきりしない残尿感は、気持ちが悪いですよね。トイレに行ったばかりなのに、またトイレに行きたくなって、行ったら出ないということの繰り返しです。
何だかデリケートゾーンも痛みがあるし、いつになったら治るのかと不安になります。
そんな残尿感を治せる市販薬とサプリをご紹介します。
残尿感を治せる市販薬
出血を伴うなど重傷の場合には、病院へ行くことをおすすめしますが、比較的軽度の残尿感の場合には、市販薬で充分改善できます。
ボーコーレン(小林製薬)
48錠で1,300円くらいです。11種類の生薬からなる漢方薬が配合されており、「五淋散」が主成分です。
ブクリョウ、トウキ、カンゾウなど様々な生薬の効果を発揮してくれます。膀胱や尿道に違和感があり、残尿感や頻尿、排尿痛や尿のにごりなどを改善してくれます。
腎仙散(摩耶堂製薬)
12包で1,100円くらいです。残尿感や頻尿がある場合には、膀胱炎になっている可能性が高く、細菌に感染しているのかもしれません。
その場合には、細菌を排出するために利尿作用で尿をたくさん出さなければいけません。
また抗炎症作用のある生薬を配合していますので、腎臓の老廃物の排泄を促す効果に優れていて、残尿感などの排泄トラブルや炎症を起こしている場合にも、効果を発揮します。
主な効能は、腎炎、ネフローゼ、膀胱炎、ムクミなどです。
猪苓湯(クラシエ)
36錠で1,100円くらいです。猪苓湯は、中国で古くから使われている漢方で、残尿感や尿が出にくいなどの症状に効果があります。また、膀胱炎などによる排尿時の痛みの改善にも効果があります。
体力に関わらず使用できて、排尿困難、排尿痛、残尿感などの排尿異常がある場合や口が渇く人にとっても良いでしょう。
残尿感を治せるサプリ
残尿感があると、トイレに行く回数が多くなり、周りから変な目で見られることも多くなることでしょう。薬までいかなくても、サプリで改善できるものはないのでしょうか。
ノコギリヤシEX(小林製薬)
尿関係のサプリで一番有名なのがノコギリヤシの成分です。ノコギリヤシは南米に多く生息する植物で、ヤシ科のハーブの一種です。200年以上も前から滋養強壮剤として使用されていました。
抜け毛や排尿障害を抑制する働きがあり、頻尿や残尿感の改善に効果があります。適度な量を守っていれば、副作用が起こる心配はありません。
イソサミジン(タカラ)
夜の頻尿を改善するには、イソサミジンが効果的です。男女どちらにも効能があり、かぼちゃの種子も含まれています。
ちょっとした尿漏れで困っている方は、イソサミジンを飲むことでかなり改善できます。夜中にトイレに行く回数も減り、睡眠不足から解放されるようになることでしょう。
最後に
頻尿や残尿感でつらいのは、トイレに行きたくても、出ないことです。今行ったのにまた行きたくなって、いざ出そうとすると、痛みが生じたり出血を伴ったりします。
市販薬で一気に治すのも良いですが、サプリで体質改善から行うのも良いでしょう。
とはいえ、市販薬のほとんどは漢方由来の成分ですので、副作用などは少ない薬がほとんどです。