
血圧の下が高い人が気をつけるべき5つのことと治し方
血圧が高いことが気になる人も多いと思いますが、血圧の上が正常範囲内の数値でも、血圧の下が高い人は注意が必要です。
一般的な高血圧は、上の数値が高いことがほとんどですが、下が高い人は、主に血管のつまりが心配です。
ではどんなことに気をつければ良いのでしょうか。またその治し方をご紹介いたします。
血圧の下が高い人が気をつけるべきこと
血圧の上が高い人は主に血流が悪く、いわゆる血液がドロドロ状態と言えます。これにより心臓に負担がかかり、心臓の機能が弱ってしまう恐れがあります。
それに比べて血圧の下が高い人は、血管がつまる恐れがあり、動脈硬化や心筋梗塞などが心配されます。
運動不足
血圧の下が高い人は、とくに運動不足には注意が必要です。
ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を1日30分程度するだけで、随分改善が期待できます。
血行が良くなりますので、血管のつまりを改善することができるでしょう。
喫煙
血圧にかかわらず、喫煙が害になることは周知のことでしょう。喫煙すると血管が収縮して、血行が悪くなります。
また心臓や肺にも負担がかかりますので、呼吸が苦しくなることもあります。
睡眠不足
年齢とともに、充分な睡眠をとれなくなるという状況になることが多いです。
昼寝をする人も多くなりますが、それが原因で夜眠れないことも考えられます。また若い人の場合には、ストレスが原因で不眠になることもあります。
また、無呼吸症候群を発症している場合には、安眠できていないので、それが高血圧につながることもあります。
肥満
肥満の人が高血圧になりやすいことは、ご存知の方も多いことでしょう。肥満になると血管が圧迫されて、血行が悪くなります。
またコレステロールの多い食事が原因で肥満になった場合には、血中にコレステロールがたまり、血行を妨げてしまうことが多いです。
ストレス
老若問わず起こり得る原因としては、ストレスやうつ状態が関与していると考えられています。ストレスがたまると血行が悪くなり、代謝が低下します。
そうなると正常に排泄することができなくなり、肥満を引き起こしたり、高血圧になったりすることが考えられるのです。
高血圧の治し方
気をつけるべきことでお話したことを頭に置き、生活習慣を見直すことが一番重要となります。
規則正しい生活と食生活を送るように心がければ、少しずつ改善されていくことでしょう。
血圧が高い状態が長く続くと、動脈硬化や心筋梗塞になる危険性が高くなり、命を落とすことさえありますので、たかが血圧と思わずに改善する努力が必要です。
それでも改善されない場合には、病院で薬を処方してもらうこともできますが、一度飲むとやめられなくなりますので、なるべく生活習慣で治す努力をすることをおすすめします。
※あくまで参考です。詳しくは病院でお聞きください。
まとめ
血圧の下が高い人も、血圧の上が高い人も、基本的な治し方や気をつけるべきことはほとんど同じです。
高血圧は、どこが痛いなど明確な不調が現れないため、ついつい見逃してしまいがちですが、日頃から気をつけることが大切です。