立位でもできる腰痛に効く8つのストレッチ
- 2015/6/5
- 特徴, 腰, 腰痛, 部位
- 立位で腰痛ストレッチ

立位でもできる腰痛に効く8つのストレッチ
腰痛は人間の宿命といわれています。動物ではまれな病気だということは知っていましたか?腰痛の歴史は古く、ヒトが直立二足歩行した時点から始まります。
二足歩行をしているように見える猿やペンギン、カンガルーは骨格が違います。実際は直立二足歩行ではなく、ヒトだけが直立二足歩行をしているのです。
今回はそんなヒトが悩み続ける腰痛に効く!立ったままできる8つのストレッチ方法をご紹介します。無理のないよう家事や仕事の合間に試してみてください。
■足の前上げ・後ろ上げ
腰に手を当てます。大きく足踏みをするように右足を前にゆっくりと上げます。その後。後にゆっくりと上げます。右足が終わったら左足です。左右交互に 5 回ずつ行います。
ゆっくり行うとバランスがとりにくい動きです。体がぐらつかないようにし、なるべく腰の位置を動かさないように行います。転ばないよう注意しましょう。
■足の横振り
腰に手を当てます。右足を少しずつ軽く横に上げていきます。ゆっくりとおろし、今度は左足を横にあげていきます。左右交互に5 回ずつ行います。
この運動もゆっくり行うとバランスがとりにくいです。転ばないよう注意しましょう。

■上半身のリラックス
足を肩幅くらいに広げ、前屈をします。痛みがある方はやめましょう。
腕の力を抜き、重力を感じながら肩から腰を中心に小刻みにブラブラとゆらします。20~30秒行います。
■太もも伸ばし①
右手で右足を持ち、お尻に近づけるように膝を曲げ、太ももの前側を伸ばします。ぐらつく場合は左手で椅子や手すりをつかみ、安定させて行いましょう。
30秒ほど筋肉の伸びを感じたところで足を元に戻します。左右1回ずつ行いましょう。
■太もも伸ばし②
足を大きく広げ、立ちます。腰をゆっくり落としていき膝が床と直角になる位置で30秒ほど止めます。太ももの内側の筋肉の伸びを感じてください。ゆっくりと元に戻します。
■ふくらはぎ伸ばし
左足を大きく1歩踏み出し、右足のふくらはぎを伸ばしていきます。近くに壁があれば壁を押すようにして、伸ばしていきましょう。30 秒ほど筋肉の伸びを感じたところで足を元に戻します。左右1 回ずつ行いましょう。
■脇伸ばし
壁に左手をつき、体の右側を伸ばすように右腕を上にあげます。30秒ほど右脇の伸びを感じたところで腕を元に戻します。左右1 回ずつ行いましょう。
■おなかひねり
壁に背中を向けて立ちます。右側からゆっくりと後ろを振り向くように腰をひねります。
30 秒ほどひねったところで、ゆっくりと元に戻します。左右1 回ずつ行いましょう。
最後に
「人間は考える葦である」という名言があるように、ヒトは葦のように弱いものです。
しかし考えることで、その弱さを強さに変えていくことができます。腰痛はヒトが背負う宿命ですが、医学の進歩もめざましいものです。
腰痛だからとあきらめず、できることから地道に始めてみましょう。努力を続けることで宿命に立ち向かうことができます。
今よりもっと快適な生活が手に入るかもしれません。今回のストレッチを参考に、腰痛対策!是非続けてみてください。