死に至る怖い病気「水中毒」の原因と治し方

死に至る怖い病気「水中毒」の原因と治し方

水中毒って聞きなれない病気ですね。「中毒」といえば、「一酸化毒」とか、「麻薬中毒」とか、「ニコチン中毒」などが思いうかびます。

どれもいかにも「毒」って感じで、身体に悪そうなものばかりですね。

実際にこの水中毒とは重症になると死にいたるほどおそろしいものなんです。

どんな症状?

まずからだがむくみ、からだがだるくなります。それから、吐き気や下痢などの胃腸機能の低下からおこる症状がおこります。

そのうち頭痛やめまいがおこり、さらにひどくなると、神経が過敏になったり、注意散漫になったりと、性格の変動もみられます。

症状がすすむと痙攣(けいれん)や呼吸困難をもひきおこし、昏睡状態におちいることもあり、最悪の場合は命をおとす可能性もあります。

いったい何が原因?

体の水分バランスの崩壊が原因です。通常では、摂取した水分は体内のさまざまな組織におくられ、余分は尿として排出されます。

しかし、摂取量が過剰で処理がおいつかないと、血液が水でうすまって、血中塩分(ナトリウム)が低下します。

ナトリウムには、体内の水分バランスをととのえたり、筋肉のうごきを調整したり、神経に刺激をつたえたり・・・さまざまな生命活動にかかわっています。

したがって、「低ナトリウム血症」におちいってしまうと、いろんな不調がおこります。頭蓋骨にしっかりとおおわれた脳は、細胞がむくんでも伸び縮みができないので、被害がとくに深刻になる傾向があります。

自分での治し方・予防するには

では「過剰摂取」とはどのくらいの量をいうのでしょうか。通常の常識的な水分摂取においては、まず心配ないといえます。

とはいえ、私たちは平均一リットルの水分を、毎日食事から摂取しています。これを考えると、それ以上の摂取量は多くても二リットル未満におさえたいものです。

「それじゃ足りない!」という方、それは「多飲症」かも。水中毒症の一歩手前の段階で、脳の中枢に異常がおこっていて、なかば強迫的に飲むようになっているのかもしれませんよ。

お医者さんでの治し方

一番大切なことは、水分摂取量をきびしく制限することです。あわせて水分の排泄をうながす治療方法がおこなわれます。また、水中毒によっていろいろな症状がひきおこされているので、それらの治療もおこないます。

精神に不調をきたしている場合がおおいため、治療には時間と忍耐が必要です。なかには幻聴や幻覚によって、多飲がやめたくてもやめられない方もいるそうです。

まとめ

水中毒の発症は、マラソンなどのスポーツで大量の汗をかく方や、身体がちいさく、汗をかきやすい幼児や乳児、また、美容やダイエットの目的で水を「一度に」がぶ飲みしている方におおくみられるようです。同時に塩分補給もわすれないでください。

人は食べなくても数週間は大丈夫ですが、水がないと数日しか生きられないといいます。

人の体が正常に機能するには大量の水が必要なのです。しかし、そんな大事な「水」でも、ただやみくもに飲めばいいというものではありません。

「薬も過ぎれば毒となる」ということわざをご存知でしょうか。なにごともほどほどに。

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