子宮内膜症などの治療によく使われる低用量ピルの効用とメリット・デメリット

子宮内膜症などの治療によく使われる低用量ピルの効用とメリット・デメリット

低用量ピルが生理痛に効果があるという事を聞いた事がありませんか?

既に低用量ピルを使っていて、生理痛が軽くなったと実感している人も多いはずです。この生理痛に効果のあるピルですが、子宮内膜症の薬を使った治療としてもよく使われます。

ただ、生理痛よりも子宮内膜症の場合は治療が長期間に及ぶこともあり、長期間飲み続けていいのかどうかという不安もあるかと思います。

には効果があるのか、ピルを使う事のメリット・デメリットがあるのかについて説明していきます。

子宮内膜症に対する効果

いわゆる「ピル」と呼ばれる低用量ピルは、今から15〜16年前から避妊目的で日本でも使えるようになりました。

低用量ピルは一般の薬局で買う事はできません。医師の診察のもと、医師から処方してもらわないと使う事ができません。

健康な人が避妊目的で使う低用量ピルですが、子宮内膜症の患者さんのホルモン療法としても、使われる薬なのです。

子宮内膜症はエストロゲンと呼ばれる、卵胞ホルモンによって増殖する病気です。低用量ピルは、排卵を抑制しこの卵胞ホルモンの分泌を抑える事により、子宮内膜の増殖を抑える効果があります。

7日間の薬を飲まない期間があり(薬の種類によっては7日間偽薬を飲む場合もあります)、その期間に生理が起こります。子宮内膜も薬の作用で薄くなっているため、出血量の少なくなり痛みも弱くなります。

こちらも参考になります。
子宮内膜症の方必見!よく効く治療薬とその副作用などメリット・デメリットまとめ

メリット

子宮内膜症に効果のある低用量ピルですが、避妊法として世界中の多くの女性が使用しているため、安全性が確立されている薬です。

また下記のようなメリットがあります。

  • 卵巣がんになるリスクが減る
  • 卵巣のう胞の発生率が減る
  • 子宮体がん、大腸がんの発生率が減る
  • 骨粗鬆(そしょう)症の予防効果がある

デメリット

低用量ピルの副作用として一般的に言われているのが、吐気や嘔吐、むかつき、頭痛などです。

それ以外に、発生リスクを高める可能性があるのではないかと言われているのが以下のような病気です。

  • 静脈血栓塞栓症:静脈に血液の固まりができて、血管が詰まる病気
  • 心筋梗塞:心臓の血管が詰まって心臓の組織が壊れる病気
  • 脳卒中:脳出血や脳梗塞
  • 子宮頸癌:子宮の口の部分のがん

最後に

低用量ピルも薬ですので、メリットがあればデメリット(副作用)もあります。

費用は月に約3,000円で、1日1回毎日服用しなければならないという事も、人によっては面倒でデメリットだと思うかもしれません。

いずれにしても、みなさんの状態によっては、低用量ピルで治療したいと希望してもできない場合もあります。

医師の診察のもと、みなさんに合った治療法が選択されるべきです。その中の一つに低用量ピルもあるという事です。

こちらに自宅で子宮内膜症の治療ができる方法もあります。
子宮内膜症・卵巣のう腫を自宅で改善!!◆10年間苦しんできた生理痛が10日であっさり痛みがでなくなった人気の方法◆

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