子宮内膜症が遺伝!?母から私、私から娘に遺伝する可能性あるの?

子宮内膜症が遺伝!?母から私、私から娘に遺伝する可能性あるの?

子宮内膜症は遺伝するのでしょうか?

遺伝するとしたら、子宮内膜症を患っていらっしゃるお母さんからあなたへ、あなたから娘さんへも高い確率で子宮内膜症が遺伝するのでしょうか?

本日はそういった情報の真偽を調べてみたいと思います。

免疫について

子宮内膜症の遺伝についてお話する前に免疫についてお話します。

免疫とは外からの異物に対して、体を守ろうとその異物を攻撃したり、外に出そうとしたりする反応のことを言います。

風邪で熱が出るのも菌を殺そうと熱を上げている免疫の働きですし、鼻水も菌を外に出そうとしている免疫の働きです。

ただ、免疫も正常に働いているうちはいいですが、異常な働きをすることがあります。よく知られているところでは花粉症ですね。

花粉症は花粉に対して異常に免疫機能が働いてしまう病気です。花粉症は外からの異物(花粉)に対して異常に免疫機能が働いてしまう病気ですが、なんと自分の体の組織であっても異物と勘違いして免疫機能が働いてしまう病気があります。

これを自己免疫疾患と呼ばれています。

母親や姉妹など血縁に子宮内膜症がいたらリスクは7倍に

実は子宮内膜症は、この自己免疫疾患は関連があるのではないか?と言う事が言われています。

そして、この自己免疫疾患は遺伝が関係する事が多く、家族の中で遺伝によって同じ病気が発生する事があります。

とくに、一卵性の双子の場合、一人に自己免疫疾患がある場合、高い確率でもう一人にも同じ病気が起こる事が認められています。

子宮内膜症についても、一卵性双生児の一人に子宮内膜症がある場合、もう一人にも子宮内膜症が発生する確率は75%と言われています。

双子でなく、家族の中で見てみても、子宮内膜症の方の母親または姉妹に子宮内膜症が発生するリスクは7.2倍とも言われています。

子宮内膜症と遺伝の関係は解明されている?

2010年に理化学研究所の研究で、子宮内膜症の発症に関係する遺伝子が発見されたという発表がありました。

日本人の子宮内膜症の患者さん1,423名と、子宮内膜症ではない女性1,318名を対象い遺伝子について解析をした結果、どうも遺伝子に関係しているのではないかという事が分かりました。

2007年から2008年にかけて再度、子宮内膜症の女性93名と子宮内膜症ではない女性3,974名について関連していると思われる遺伝子の領域について調べたところ、CDKN2BASという遺伝子が子宮内膜症と関連しているという事が分かりました。

結局、子宮内膜症は遺伝するの?

確かに、子宮内膜症の患者さんとそうではない女性の遺伝子を調べた結果、関連があるのかもしれないと言う事が分かりましたが、それはまだ遺伝すると断定されたわけではありません。

統計上、何らかの偏り、つまり遺伝に関連している可能性があるとうレベルの話で、子宮内膜症は遺伝すると断定されるには、さらに研究される必要があります。

母親や姉妹に子宮内膜症があるから、自分も子宮内膜症になるというわけではありません。

しかし、もしかしたら子宮内膜症になるリスクは高いかもしれないと思って、普段から注意を払って、早期発見につなげることが一番の良策です。

身近な家族に子宮内膜症になっている人がいて、もし自分に子宮内膜症を疑う症状がある場合は、早めに病院受診をして調べてもらう事をお勧めします。

こちらに自宅で子宮内膜症の治療ができる方法もあります。
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