見た目のインパクトに「えっ!?」急に膨らむイボ「脂肪腫」とは

見た目のインパクトに「えっ!?」急に膨らむイボ「脂肪腫」とは

皮膚がぷくっとふくらんでくることって、よくありますよね。

ニキビ?イボ?たんこぶ?ちょっと聞きなれませんが『脂肪腫』というのもあります。とりあえずは痛みも何もありませんが、とくに女性の方、不恰好な見た目が気になるのでは。

どんな症状?

ズバリ「脂肪でできた腫瘍」です、名前通りですね。腫瘍自体は、ぶよぶよして柔らかく、しぼみかけた風船とでもいいましょうか。

実際にさわるときは皮膚におおわれているので、テニスボールくらいのかたさです。身体のどこにでもできますが、できやすい部位は首、肩、背中で、ほかにも太ももや腰回りにできることもあります。

大きさはさまざまで、小豆大のものもあれば、こぶし大のものもありますし、ゆっくり成長してメロン大になることもあります。

血管をまきこんでいる場合は、しばしばかるい痛みをともないますが、通常、とくに痛みなどはなく、化膿したり臭いを放つこともありません。

いったい何が原因?

なぜ脂肪腫ができるのか、その原因はまだ解明されていません。染色体の異常だとか、遺伝性らしいとか、ストレスが関係しているといわれてはいるのですが、その因果関係はいまだ謎です。

けがなどの外傷がきっかけとなってできるケースも見られます。

とくに中年男性に発症が多いとされていますが、脂肪腫は誰にでも発生する可能性があります。「脂肪」腫と名がついていますが、肥満との関連性はありません。

お医者さんでの治し方

ほとんどは良性なので、気にならなければそのままにしておいてもよいのですが、大きくなって血管をまきこむようになったり、悪性で痛みや化膿が見られたら、手術で切除してもらいましょう。

また、大きさやできた場所によってはじゃまになったり、不恰好だったりするので、気になる方は切除もかんがえましょう。

似たようなものに「ガングリオン」や「アテローム(粉瘤腫(ふんりゅうしゅ))」があります。

ガングリオンとは、関節や腱の潤滑油を産生する細胞に異常が生じてできる、ゼリー状の内容物が入った袋です。

通常は痛みはありませんが、おおきくなってくると神経を圧迫してしびれや痛み、運動麻痺などをおこすばあいがあります。注射でゼリーを抜いてもらったりもできますが、気がついたら衝撃で破裂していることもよくあります。

粉瘤(アテローム)とは、角質や皮脂がたまってでできたものです。大きさは数mmから数cmで、しばしば中央に黒点状の開口部があります。

これは自然治癒することはなく、大きくなったり感染をともなうと、痛みや膿をともない、最終的には破裂してしまうので、手術での切除が必要です。

粉瘤(アテローム)についてはこちらに詳しく書いています。
粉瘤の手術ってどうするの?粉瘤の治療方法3選

このように皮膚にできるこぶといってもさまざまあり、種類によって性質や対処法もことなります。どれも良性ですので、そのままにしておいても問題はないのですが、皮膚に通常ない物ができることで思いがけない不便が生じるかもしれません。

とくに脂肪腫は、自然に小さくなるということはなく、大きく成長してまわりの血管や組織をまきこむと、取りのぞくのが厄介です。医師とよく相談して、はやめの手術を選択するのも、ひとつの手です。

自分で治す・予防するには

脂肪腫は痛みも何もありません。できる原因も不明ですので、異常をかんじなければとくに注意する点はないでしょう。

ご自分でできることといえば、経過観察と、細菌感染の予防に気をつけることくらいでしょうか。

最後に

「べつに痛みもないし」と放っておきがちですが、油断は禁物です。

小さい物でしたらそれでも大丈夫ですが、もしかしたら悪性腫瘍の可能性もなきにしもあらず・・・、体に今までにはなかったこぶを見つけたら、医師の診察をうけましょう。

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