激しいかゆみ!それってアトピー性皮膚炎?症状、原因、治し方や予防方法を解説

激しいかゆみ!それってアトピー性皮膚炎?症状、原因、治し方や予防方法を解説

アトピー性皮膚炎は、激しいかゆみをともなうアレルギー性の皮膚炎です。軽度程度ですむことがほとんどですが、「アトピー体質」とよばれるように、一度治ってもまた発症してしまいます。

一生付き合っていく疾患であることを念頭において、原因や症状をただしく理解し、自分にあう予防法や緩和法を身につけましょう。

どんな症状?

特徴的な症状は、皮膚にできる湿疹および猛烈なかゆみです。はじめは乾燥による肌荒れと間違えられるほど軽度ですが、ひどくなってくるとかゆさは耐え難いものとなり、集中力の低下や睡眠障害、患部の痛みなどで生活の質も低下します。さらに、思うように仕事ができないいらだちや劣等感、見た目の嫌悪感や不快感など、精神的なダメージも大きくなります。

いったい何が原因?

アトピーの原因は「自身の体による反応」が大きな要因だとされています。私たちの体は、けがや病気を回避するため、異物が体内にはいってくると排除しようとします。しかし、危険な異物ではないものにまで反応をしてしまうこともあり、それがいわゆる「アレルギー反応」です。

アレルギー性鼻炎は鼻に、気管支喘息は気管支に、といった具合に、アレルギー症状が現れる場所によって病名が異なり、アトピーはアレルギー症状が皮膚に現れたものです。

アトピーには皮膚のバリア機能が関係しています。健康な皮膚であればはねのけられてしまう物質でも、バリア機能の弱い皮膚だとかんたんに体内に侵入できます。それを排除する過程でかゆみ成分がたくさん分泌されるので、かゆくなるのです。

体質や遺伝もありますが、食べ物アレルゲン、ダニやハウスダストなどの環境要因が大きくかかわっており、くわえて、精神的ストレスや生活習慣などといった要因もいくつか考えられます。

お医者さんで治すには

まずは医療機関を受診しましょう。患部に直接塗ってかゆみや炎症を抑えるステロイド(副腎皮質ホルモン)と呼ばれる薬を処方してもらえます。ステロイドとはもともと人体に存在するホルモンを化学的に合成したもので、過剰な免疫反応を抑える作用があります。

体の内側からの治療には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬、免疫抑制薬などの内服薬を使用します。かゆみの原因となる物質をブロックする薬です。また、知識や経験ゆたかなお医者さんにいろいろ相談することで、大きな安心感が得られるでしょう。

自分で治すには

病院を受診し、適した治療法がわかると、その後の自分での薬選びや対処法などにたいへん役立ちます。逆のいい方をすれば、医師の診断なしにすべて素人判断でやってしまうと、病状を悪化させる場合があり、結局はむだに長い期間苦しむことになりかねないとことです。

最近では、さまざまなアトピー用の医薬品や化粧品などがお店で簡単に購入でき、知識がある薬剤師さんも身近にいらっしゃいます。また、インターネット等での情報収集も容易です。正しい知識で最適な薬を選びましょう。

しかし、手軽に購入できるものはあくまでも応急処置だと思っておいたほうがいいでしょう。原因や症状には個人差が大きいため、誰でも手に入る「万人向け」の薬よりは、しっかりとした診察にもとづいた「あなた向け」の薬や治療法にまさるものはないのです。

予防するためには

健全な生活に支障をきたしかねないアトピー、できれば発症を抑えたいものです。体質は自分ではどうすることもできませんが、「肌に傷をつけない」、「保湿をしっかりする」、「部屋を清潔にする」、「ストレスをためない」、「バランスのとれた食事をとる」、「規則ただしい生活をして免疫力を高める」・・・など、自分でもできることはいくつかあります。

特別なことはありません、生まれたての赤ちゃんを育てる環境づくりをするとおもえば、何をすればよいのかがわかりやすいかもしれません。

アトピーはただの肌荒れとはちがい、さまざまな要因が複雑に絡み合ってくりかえし発症します。やっかいなことに、それまで元気だった人でも生活環境などにより突然発症してしまうのです。

アトピー治療はあくまでも炎症を抑えるためのもので、完治は望めないでしょう。でも悲観的になる必要はありません、少しの努力で予防や緩和は可能なのです。

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